検証

日本縦断世界記録にチャレンジする最速店長もいればtakaga200kmで。。。

以下業界人としては恥晒しテキストであり、いつものように得るものもないと思う

福永を勘違いナルシスト野郎と認識している方は読み進めて頂きたい

それでは、

「みかん山を往復(登坂2本)するだけで200kmを完走できるか」

結論>

コース難易度が低いため週1or2回の2ケ月くらいのトレーニングで完走はできるが代償として両膝粉砕、両上腕三頭筋がネジ切れた

ろくにトレーニングしていない凡人にいきなり200kmは無理ゲーである


2020春から始めたトレーニング内容>

川之江ギャンブル以前のトレーニングはみかん山1本を週1回、税理士事務所訪問眉山月1回。強度は低

ギャンブル設定後は平坦実走での低回転ケイデンスをイメージして36x19or21のギア比で一定ペース(頂上までもつスピード)強度は中


ウェイト、コンデション>

定期的にトレーニング強度でバイクに乗るようになり64-65kg(日常生活ベスト)くらいで推移するようになるが完走翌日の朝の体重は66kgであった。出走の前日20(日)朝は64.5kg台だった(追記)23、24日朝は67kg。。なんでやねんシバくぞ体重計ワレ

チャレンジの特性上、心拍を上げない&筋肉を疲労させない走行が必要になる

そのためウォーミングアップ以下のレベルの走行をし続けることになるが、実際スタートして2時間ほど走っても脚の張り感は消えなかった。調整としては回復に失敗している。まんま準備段階でトレーニングの回復時間が足りなかった

前日睡眠時間4時間弱、理由は後に記す


食事、補給食>

走行3日前から意図的に夕食だけ量を増やした

走行当日の食事は朝昼すき屋の定食、夜食は家カレー

補給食 スポーツようかん小豆x2,スポーツようかんカカオ(チョコ味)x1

モルテンx1、CCDドリンクxボトル3本分

レッドパープルx2朝昼(川之江はコスモス圏内、カラーがパープルでなくなった)

ヨーグルト風味タンパク質inゼリーx1

芋蒸しパンx1、コンビニ親子丼x1、シュークリームx1

フルカロリーコーラ500mlx2、リアルGx180mlx1

少なくとも上記分は完食を記憶している

サイクルコンピューターが簡易算出した走行消費カロリーは5822kal(高めに出ている)

飲料水量が予想より圧倒的に少ない。天候、気温は最高のコンディションだったといえる。こんな日にデートサイクリングとか最高だろうが実際は女性サイクリストどころか頼んでもないのに先頭を引いてくれるおせっかいオッサンローディーさえも現れず自分の身体の状況を確認しながら只々我慢するだけであった。往路で誰か(風避け役)来ないか2回くらい振り返ったが徒労であった


走行データ>

全てネット(休憩時間を含まない)

走行距離217km、走行時間9時間3分、

平均速度24km/h、平均ケイデンス65rpm

ギア比 52x36T 14-28T (2x11s)


バイク装備品>

事前にバイクアプデ無しとアナウンスしたが実際はビビりまくって前日の睡眠時間を削って部品交換を行った

・交換品及びセレクトアイテム

1)前ホイールのみアルミディープリムホイール

2)後軽量アルミホイールで前後にR3-700x25タイヤ(ボントレガー)を装着

[1)2)が平均速度を引き上げてくれた。R3タイヤグッド。明らかに仕事量より高いスピードを維持してくれた。後輪のみナカガワエンドワッシャーで固定していたのもあり行程最終局面でも加速が軽く感じられた]

3)バーテープ ボントレガーゲルコルク[ハンドルが高剛性タイプなので振動軽減効果を狙う]

4)コンピュータ ボントレガー RIDETIME ELITE[簡易計測用]

5)サドル ボントレガー セラーノ[福永には最高のフィッティング]

6)カセットスプロケット 14-28T[みんなに使ってもらいたい]

7)ボトル キャメルバックin CCDドリンク[脚つり防止]

8)補食 スポーツようかん(カカオ)[おやつで食べたらイマイチだけど運動中は最高だった]

9)スマホ固定台 クアッドロック[スマホ決済、写真撮影にストレスフリー]

10)サイクルウォレット スティッキーポッド[必需品圧縮袋]


走行について>

朝4:40スタート、鴨島すきやで朝食と決めていたのでそこまで維持速度を色々試してみた結果28km/h前後が楽に維持できそうだと感じた。

食事後リスタートすると少し肌寒い。これは復路が夕方になったせいもありリスタートの際ずっとつきまとう問題となった。今回スタートするにあたり私にとっては大きなギャンブルをしていた。ロングライドをするときの必須アイテムのウインドブレーカー(またはベスト)及びキャップのうちウインドブレーカーを捨ててスタートした。これについては賭けに判定勝ちでゴールできた。

食事後調子がよくなり30km/h前後でも楽に維持ができるようになる。「オッケー、今日の福永はいいぜ山王よ」しかしこれは機材により作られたスピードだと頭では理解しつつ往路後半そのまま突っ込んで地獄を見ることになる。

三加茂まで距離約60km、コンビニで休憩、入念にストレッチをしながらシュークリームを食べているとスタンド使いが現れた。自転車店店員歴20年の俺にはわかる!こいつは時間を喰うジジィスタンド操るタイプのお爺さんだ!人生の大先輩には悪いが早々に立ち去るためにシュークリームの袋を店内に捨てに行こうとすると自動追尾してくるではないか!俺の方が色々な事情で刻を止めたい。

しかしここから転落の人生、いや、全くホイールが転がらなくなる刻がくる。

原因1、間もなく境目トンネルまで標高を少しづつ上げていくということを頭で理解していても過去の走行(成功)体験により傾斜に合わせて速度は調整したが出力維持にこだわってしまった愚か者

原因2、県西部のR192は自転車にとっては舗装が粗い。酷道とまではいかないが県を横断する主要道路としてはいかがなものか。呑気にパリ・ルーベをイメージしてシフトアップ&低ケイデンスで速度を維持した愚か者

原因3、県境のアップヒルを盛大に舐めていた愚か者

原因4、当たり前の結論であるが単に弱かった。1人で200kmの空間をゆっくりでも切り裂く能力が全く備わって無かった愚か者

そして来るべきときがくる。心拍数は全く上げていなかったが、距離耐性のない膝は境目トンネル前の緩い勾配であっけなく崩壊した。

登り始めたときにネズミ取りに向かう県警のバンを見送るときは余裕があった。「どこでやるんやろ御苦労様です」しかし程なく泣きを入れたいくらい膝が重くなり踏めなくなり程なく痛みに変わった。速度的には止まったと言ってよい。

さっきまでの余裕はなんだったのか?

必死にバイクを進める。復路に対する絶望を感じる暇もない。県警の車止め係が旗を持って待機しているのが見える。取り締まり中でなければ「いや、あの、あと100kmほどあるのでゆっくり走ってるんです」とか全く興味のないだろう言い訳を聞いてもらいながら時間泥棒をして休憩したいが進むしかない。

TMTのときも休憩した自販機が見えてきた。迷わずコーラ休憩を選択する。膝以外はダメージは少ないので飲みきるほど身体は乾いていない。ほとんどをボトルに入れてリスタートする。

境目トンネル。

これはちょっと盛大にやらかしたな。正直想定より早い、早過ぎるだろこの野郎!焦っても仕方がない我慢大会を覚悟する。

川之江球場までダウンヒルだ。

パダワンは決勝進出し川之江スタートが夕方に決定。(結果は延長サヨナラ負け。惜しかった。卒団おめでとう)

出発までかなりの時間があるが観光なしで回復に専念する。痛恨。

すき家で昼食後、ローソンの氷袋を買ってきて影に座りこんで3時間以上膝を冷やした。我が子達の活躍に熱狂する他父兄は私を見てさぞ呆れかえっていただろう。

復路。

愛媛の隅っことはいえ徳島より洗練された路地を抜け、これまた端っことは思えない騒がしい国道を走ってpm5:00境目トンネルに向けて緩斜面を上がり始める。

アウターで登・れ・る?

「悪いが皆さんの思い通りにはならん」

アイシングが効いたのか膝は重いものの痛みは引いた。鎮痛剤服用を覚悟していてたがこれならしばらく誤魔化せそうだ。

復路は境目トンネルが登坂になるがストレスなく通過。

池田へのダウンヒルが滅茶苦茶最高であった。

このダウンヒルは夜しか通過したことがないのでノーブレーキで走ったのは初めて。52x14では当然回りきるがそれでも膝のことを忘れてブッ飛ばした。

池田を抜けるころには暗くなり半田ローソンで親子丼夕食。

リスタートが思ったより寒い。これはまずい。走りながらサイクルキャップを腹に入れ(最高に冷えを解消してくれた)補給食もボトルも余裕があるので半田からコンビニ休憩をしないでFRまでマネージメントするイメージをもつ。

しかし赤信号が襲いかかってくる。この野郎は俺を止めて容赦なく膝に再加速プレッシャーをかけてくるくせに脇道から全く車が出てこない。もう徳島市以外は夜の交差点は全部点滅信号にしてくれ。本当にまいる。

とにかく復路は信号が嫌になった。暗闇も悪い舗装も問題ない。加速のときの膝へのストレスときたら。。。

それでもなんとか半田からノンストップでFRにゴールできた。信号が嫌すぎて蔵本から眉山側の路地に入り金毘羅さんまで路地を走り、ずっとダンシングだけで帰ってきた。最終的にダンシングで体重をペダルに載せるだけで走る走法が膝へのストレスが最少となりケイデンスは50rpmくらいになった。

ライドから1週間経過、走れる状態では、、、ない。でも人間とは凄いものでライド翌日から膝に痛みは出ず(現状左膝に違和感残る)意外だったのが腹筋背筋に走行中もダメージが出なかったこと。これはみかん山のペース走で鍛えられたとしか考えられない。左親指の皮膚の感覚が一部死んでいる。振動に負けたと思われる。

改めて結論>

200kmの空気抵抗は重力(登坂)と同じくらい凄い負荷である

最短時間対策(仮説)>

眉山八万1日2回登坂/週3回

感想>

イージーなプロフィールに殺されかけましたがとても楽しかった。またチャレンジしたい


最後まで駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

おいちょっと待て、ということは福永のことを薄毛勘違いナルシスト糞野郎と思っているのか?

何ですかその顔は?とりあえず歯を食いしばれ👊





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